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新着情報

くり大将 定植開始

2021年05月25日


4月23日、農事組合法人高峰ファームの圃場にてカボチャの定植が行われました。当JAは第2次地域農業振興計画において、水稲と園芸作物の複合化チャレンジとしてカボチャを推奨しており、生産者の作業軽減による省力化、資材コストの低減や複合化生産による農業者の所得増大に向けた取り組みとして、カボチャの共同乾燥や専用鉄コンテナによる全量出荷などを行っています。

初めての定植となった同組合法人は、昨年まで稲作として使用していた圃場をカボチャに転作。令和3年産の出荷品種に選考した、栗のようなホクホク感と甘みが特徴の「くり大将」を定植しました。当JAのTAC担当者指導のもと、生産者らは定植方法や栽培方法を確認。圃場に作った畝に55センチ間隔で植えた穴を開け、その後たくましく育ちますようにと願いを込めながら、約500株のカボチャの苗を植えました。種本博同組合法人代表は「天候もよく、定植が順調に進んでよかった。良質なカボチャがとれるのを楽しみにしている」と収穫を心待ちに話しました。また、同組合法人は女性の農業参加に意欲的であり、今回定植に参加していた8人のうち5人が女性生産者。女性の参加が地域の活性化にもつながっています。

定植した「くり大将」は7月下旬に収穫され、学校給食に提供する予定です。

 

写真:定植方法を確認する生産者とTAC担当者

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