春を告げるタケノコ 豊作を願って
2021年05月25日
4月16日、石川県に孟宗竹を導入し、タケノコ産地の礎を築いた岡本右太夫翁の遺徳を偲ぶとともに、県産タケノコの豊作を祈願する「第54回たけのこ感謝祭」が金沢市寺町の妙福寺で開かれました。当JAの西川一郎代表理事組合長をはじめ、県・市町・JAのほか関係者ら約40人が参列しました。本堂で焼香が行われた後、県産のタケノコを供えた岡本翁の墓前で合掌しました。
当JAでは、4月15日より管内のタケノコの出荷を始めました。7軒の生産者から集められたタケノコを当JAとJA全農いしかわ職員が、色や大きさで等級・階級別に仕分けし、箱詰め作業を行いました。初日の出荷量は昨年の223キロに比べ、94キロ。今年はイノシシによる被害は少なかったものの、収穫量の少ないタケノコの「裏年」と生産者の高齢化による離農の影響もあり、出荷量は前年の約半分となりました。
当JAは5月1日までに1.4トン出荷し、JAグリーンかほくの店頭で販売したほか、津幡町の学校給食にも提供しました。
写真上:岡本右太夫翁の墓前で供養する参列者
写真下:箱詰め作業をする当JA職員