高松ぶどう若手の会 勉強会開催
2021年02月24日
高松ぶどう生産組合は12月23日、石川県農林総合センターで「高松ぶどう若手の会(仮称)」の農業融資と税務申告についての勉強会を行いました。同会メンバー9名のほか、かほく市、津幡農林事務所の関係者らを含む15名が参加しました。
当JA融資運用課の安下哲也さんが、農業融資商品の説明をし、「自己資金を残し、融資を利用することで緊急時の対応ができて助かった」などの事例を挙げ、コロナ禍や緊急時における万が一の備えとして農業融資を上手く活用した支援策などを提案しました。また、JAグル―プ石川営農戦略室の柴田朋憲さんが税務申告の方法について説明。これから申告時期を迎えることから、青色申告と白色申告の違いや手続きの仕方など、控除を利用した節税の効果について学びました。
「高松ぶどう若手の会」は、新規就農者や次世代を担う生産者のために生産技術の向上や農業生産の拡大を目指し、勉強会や技術講習会など定期的な活動を行っています。
参加者は「コロナ禍で当初予定されていた視察研修などは中止となったが、今後は今まで以上に活動の場を広げ、お互いの意見を交換し、共有していきたい」と意気込みをみせていました。
写真:勉強会の様子