小菊カボチャ出荷 開始
2019年08月20日
高松小菊南瓜生産組合は7月3日、当JA高松集出荷場で小菊カボチャの出荷を行いました。初日には、約105キロが運び込まれ、同所で出荷会議と目合わせ会が開かれました。
今年は全般的に気温が高い日が続いたものの、昨年並みに生育し、日照時間も長かったこともあり、カボチャの濃緑の色、ツヤ、形ともに良好。
小菊カボチャは、同生産組合の農家2軒が約30アール作付し、全て手作業で行う吊り下げ栽培という独特の手法で栽培。パイプハウスに吊り下げることで果実の下半分にもしっかりと日が当たり、カボチャ全体が鮮やかな濃緑に仕上がっています。
普通のカボチャに比べ直径が15センチ前後と小ぶりで、見た目が菊の花に似ていることから、名付けられています。見た目も美しいことから京料理や割烹など、器やお供えものとして関西を中心に出回っています。
味は上品な甘さと、しっかりとした肉質が魅力で、天ぷらなどにして食べると美味しい。
今年は、8月中旬までに県内や関西・中京市場へ5トン(前年実績4・7トン)の出荷を見込んでいます。