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小菊カボチャ出荷 開始

2018年08月16日


7月2日、かほく市夏栗の当JA高松集出荷場で小菊カボチャの出荷始まりました。初日、例年並みの約130キロが運び込まれました。高松小菊南瓜生産組合の農家2人は、後継者が見つからない不安を口にしながらも、産地に恥じない品質を守る気概を見せた。

 

今年は5月の気温が平年より高く順調に生育し、日照時間が多かったことでカボチャの濃緑の色がしっかりしており、色、ツヤ、形がともに良好。

 

高松小菊南瓜生産組合は、農家2軒が約30アールで吊り下げ栽培という独特の手法で栽培しており、パイプハウスにぶら下げることで下半分にも日が当たり、全体が鮮やかな色に仕上がる。

 

小菊カボチャは上品な甘さとしっかりとした肉質の魅力で、和風で微妙な味付けが工夫できるので割烹など需要が多い。また、普通のカボチャに比べ直径が15センチ前後と小ぶりで見た目が菊の花に似ているため、関西を中心に見た目も美しい京料理には欠かせない食材として用いられてる。今年は8月中旬までに県内や関西などへ6トン(前年実績5・7トン)の出荷を見込んでいます。

 

西隆一組合長は「産地を守れるか不安はあるが精いっぱい栽培して、良い小菊カボチャを出荷したい」と話した。

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