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H28.1.11 奇習「柿の木いため」

2016年01月26日


 かほく市瀬戸町の柿団地で1月11日、かほく市特産「紋平柿」の豊作を願う奇習「柿の木いため」が行われ、地元の児童15人が今秋の豊作を願いました。
 同所の髙﨑武義さんが柿の木に向かい「(柿が)なるか、ならぬか。ならねば切って燃やすぞ」と脅すと、木になり代わった児童が「なります。なります」と大きな声を上げながら木の周りを3周し、その後、髙﨑さんがなたを使って幹に7センチほどの傷をつけたところに、児童がぜんざいのもちを詰めました。
 柿の木いためとは、同所では藩政期から伝わる小正月の行事で、成長を妨げられた樹木が子孫を残そうと多くの果実を実らせることから行われています。一時途絶えましたが、1983(昭和58)年に復活し、以来毎年実施されています。
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